60歳以上は、他業種で働いて欲しい

職場の高齢化が止まりません。最近、とみに思うのですが、私だけの職場でしょうか?。
年金の支給開始年齢の引き上げに合わせ政府が旗を振って進めた定年制の延長(65歳定年制)は、日本の至る所で働き盛りの40台あたりのサラリーマンから、大顰蹙を買っているのが実態です。
官公庁や金融業界は職場環境の変化が緩やかである故に経験でなんとかやっていけるところがありますが、他のサービス業ではほとんど無理です。PCも操作できない、できないのに覚えようともしない、18時以降は働けない、重い荷物は運ばない…。働ける高齢の方は、同じ職場への再就職ではなく、独立するか、全く別の職場、別の職種につくのをルールしてほしいと思います。中央官庁の天下り人事制度はその組織にとっては全くもって合理性のある制度です。全ての方とは言いませんが、他人の助けを受けないと仕事が進まない方が、職場にいるのは迷惑です。
ここに来て、残業をせず、朝早く仕事をしようというような運動が日本各地で始まりましたが、はっきり言って迷惑です。職場で多くなった老人のための政策です。老人のために会社制度を動かして、その組織は発展しますか?。
若い人は朝ではなく、夜働きます。仕事にはその日のうちに仕上げないと逆に時間がかかってしまうことはたくさんあります。無論毎日が午前様は効率的ではないですが、朝早く会社に来て、早く帰ってしまうことはもっと不効率です。
日本経済のために、60歳定年制を復活させましょう。朝活なんて止めて、経済のダイナミズムを取り戻しましょう。